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毒を食らわば

動物の骨、ブームです…標本展示・写真集なぜか大当たり
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20090628-570-OYT1T00041



ある博物館の学芸員さんの話によると、一般の方の中にも標本制作に興味を持つ人がいて、こうして報道されたりすると 問い合わせが結構あるそうです。



標本というと、蝶などの昆虫が整然と標本箱に収められていたり 動物の骨格標本など、割と綺麗なイメージですが、白骨化する前には当然ながら毛や皮・肉があり、異臭が漂ったり蟲が湧いたりしていることも。

S博物館では、アマチュアの標本制作グループが数年前に結成。
会員数は100名を超え10歳くらいの小学生から80歳以上の高齢者の方まで幅広い年代で構成されています。 入会試験として、ひとりでタヌキの皮を剥ぐという課題がありますが、さすが標本制作に高い関心を寄せておられるだけあって、大抵 難なくクリアされるといいます。


その標本の材料となる動物の屍骸を、広く求める呼びかけも しています。
見つけた日時や場所の情報とともに集めることで、生息状況等学術的調査も兼ねることが出来ます。
ただし、ネコ・ドバト・スズメは 数が多すぎて除外。
カラス・イタチ・タヌキは 送ってもらいたい対象です。
博物館に いきなり送りつけたりせずに、必ずお電話等で 事前に連絡・確認をお願いします。
前出の博物館の場合、着払いクール便で 受付 [バス]


  ここで一つ、


   品名に " 死体 " と記入されないよう、ご注意を。


  死体は宅急便で 扱ってもらえません。


物は言い様で、例えばステーキ肉なども 言ってしまえば動物の死体の一部
ですが、お中元やらで普通に送ることが可能ですね。
それと同じ(!?)で、 " 標本 " と お書き添えください。
臭いや汁などが漏れ出さない 厳重な梱包も、お忘れなく。

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        ※追記: 他に " お菓子 " などと記入されると
              今度は着払いの送料が予算から下りず、
              担当の学芸員さんが
              自腹を切っておられるので、
              これも お止めください。
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貴方の町でも 何か見かけたら、是非 ご協力ください。

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コメント 2

無法松

ご訪問ありがとうございます。この話、凄いですね。実際に「死体」って書く人いるんですね。
by 無法松 (2009-07-02 07:54) 

GT-FOUR

これはアウトドアラーが直面する問題ですね!(^^;
とっていいのは写真だけ!残していいのは思いでだけ(>_<)!
自然は自然のまま元のまま、足跡さえも残さぬ用にLEAVE NO TRACE.が基本と私は考えています。
が、その大切な自然を知り、守る為に、研究者の研究に協力することもあります。
許容限界なんて言ったりもしますが、自然が自然に生態系を崩すことなく治癒できる許容値。とっても難しい値。死体さえ、糧にしている生物もいるはず!そこまで配慮できないと、このような良いと思われる行いも、人間のエゴによる環境破壊になりかねない。
大衆に呼びかけるときには、細心の注意とそのことに責任が発生するとマスコミには知ってほしい!
いつも↑こんなこと考えて、大自然の中に入って遊んでいるので、つい説教じみた偉そうな長いコメになってしまいました!すみません!
せっかくこうして交流がもてたので、GT-FOURはこんな人間なのか!っていう感じで軽く流してくださいね!(^^;
あ!人間が管理する里山のような自然はぜんぜんOKだと思います!
by GT-FOUR (2009-07-07 23:06) 

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